大遷宮

2013. 05/01

縁結びの神様として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をまつる出雲大社。
60年ぶりの遷宮が行われる見たいですね。
国宝である現在の御本殿は、1744年に造営され、これまで3度の遷宮が行われてきたそうです。

遷宮とは、御神体や御神座を本来あったところから移し、社殿を修造し、再び御神体にお還りいただくことですが、その意味にはいろいろあり、木造建築の建物を維持していくため。
社殿の建築など様々な技術を継承していくため。
神社は清浄であることが必要で、そのために遷宮を行う(神の力がリフレッシュ)
などと言われてるそうです。

御本殿の修造には、震災被害にあった東北地方の木材なども使用されており、銅板などは130年ぶりに「ちゃん塗り」と呼ばれる特殊な塗装を施されたそうです。
約70万枚もの膨大な檜皮(ひわだ)が敷き詰められたそうです。
檜皮は防水性に優れており、伝統的木造建築の最高の屋根材とされます。
一般の約1.5倍の長さの檜皮も用いられており、御本殿大屋根の面積は約180坪、軒先の厚さは約1mにもなり見る価値ありですね。

どうにか行けないか検討中です。
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